本日は、昨日の続きです
http://cs-stone.jugem.jp/?day=20110929
(↑↑ 長野県・小諸市【布引観音】へ行ってきました♪♪)
布引観音から少し足を延ばして、遅くなったお昼ご飯を食べようと
東御市の海野宿へ行ってみました。
私も相方も初めてで、特に予定も無かったのですが、
雑誌に載っていたのと、布引観音から距離が近いという感じで決まりました。
愛知県に住んでいた頃は、妻籠・馬篭など好きで訪れていたのでちょっぴり期待大
車を停めて、早速歩きはじめると・・・
む??何だか・・・人少ないし、お店もやっていない・・・
伺った時間が3時位だったのと、定休日も重なっており
その上あちらこちらがで修復工事?!っぽい感じだったので、
ちょっと失敗したかな?と思いましたが、でもお腹空いたので取りあえず散策しました。
お〝卯建〟じゃないか~!
こういうの見ると、宿場だったのだなぁ~と思います。
うだつは、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾。
本来は梲と書き、室町以降は卯建・宇立などの字が当てられた。
平安時代は「うだち」といったが、室町時代以降「うだつ」と訛った。
本来は梁(うつばり)の上に立てる小さい柱のことをいった。
そののち、切妻屋根の隣家との間についた小さい防火壁で
1階屋根と2階屋根の間に張り出すように設けられているものも「うだつ」と呼ぶようになる。
本来、町屋が隣り合い連続して建てられている場合に
隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、
江戸時代中期頃になると装飾的な意味に重きが置かれるようになる。
自己の財力を誇示するための手段として、
上方を中心に商家の屋根上には競って立派なうだつが上げられた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、
これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。
これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句
「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。
(※Wikipedia文献参照)
卯建です
〝気抜き〟はあまり見かけませんよね。
養蚕業が盛んだった頃、沢山あったのだと思います。
昔の伝統的建築様式というものは、
世界中どこも見ても、素晴らしい技術と知恵の集まりだなぁと思います。
今ほど便利な物が無かった時代、耐久性、機能性、デザインを考え尽くされて
職人さんが知恵を絞ったのだと思います。
あらゆる文化のそういった伝統文化や芸術に物凄くワクワクした幼少時代。
今でもそういった伝統工芸に、興味深々です
布引観音で、相当お腹が減った私達。
お店もほとんど閉まっていたので取りあえず開いていた【かじやさん】へお邪魔しました。
かじやさんの名物はくるみ蕎麦。
反対には福嶋屋さんというお蕎麦屋さんがあり、どちらも人気だそうです。
手前に、お土産や工芸品も販売していました。
お蕎麦を待っている間、私はカメラを奪いお土産激写
買わなくなったけれど、こういった可愛い物は癒されます。
古いラジオかな。
雰囲気あるな~
西洋・東洋の古い文化、骨董、アンティークも大好きです
ヤナギの木。
宿場には、この木ですね
【海野宿の歴史】
海野宿は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。
北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道でした。
佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、
江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くありました。
寛保2年の大洪水によって隣接する田中宿が被害を受け、
本陣が海野宿へ移されてからは、伝馬屋敷59軒、旅籠23軒と、
たいへんな賑わいを呈していました。
明治に入り宿場機能が失われてからは、養蚕の村へと移り変わりました。
海野宿は伝統的な家並みが現在まで保存されていることから、
昭和61年には「日本の道百選」に、62年には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定を受けています。
http://www.tomikan.jp/unno/
(↑↑ 東御市観光協会HP)
これからも・・・残していかなければならない日本の歴史です。
お蕎麦、まだかな?
戻ると相方は・・・・漬物の胡瓜を頂いていました(笑)
待っておりました~
で、美味しかったのですが・・・
足りなかった
大盛りにすれば良かった・・・
白壁の素敵なお店発見
【ガラス工房橙(だいだい)さん】です。
写真では写らなかったのですが、上の窓からオレンジ色の素敵なランプがかかっていました。
凄く私の好みです
長浜に雰囲気が似ていますね。
外からちょっこと撮影。
素敵~
これ、凄く好みの看板。
なんて可愛いの~
クラーク・スキーランもこんな感じで作って欲しい位です
センスがいいなぁ・・・
ガラスも一時はまりました
このお店のランプ、一軒家だったら付けたいな~と思う感じでした
【白鳥神社】
海野宿の産土神である白鳥境内です。
御神木・欅(ケヤキ)の木は、樹齢七百年を超えています
700年、ずっとここに存在している事を、
改めて凄い事だなぁと・・・・大きな木を見上げながら思いました。
欅は大好きな樹木です
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