先日、前橋にあるジムノペティさんの記事を書いたのですが、こちらはその続きになります。
この時に一緒にお茶をした前橋在住の友人が「今週、敷島公園のばら園に行くの~!」とメールをくれたので調べてみると、今の時期はボタンが見頃のよう。
5月中旬以降は薔薇が咲くので、みなさんも是非足を運んでみて下さい♪
さて・・敷島公園の近くには【ぶちの店】という素敵な喫茶店があります。
こだわりの紅茶と、優しい味のシフォンケーキがメインの静かなお店です(^u^)
オープンは1988年。
お店の外観も、海外のお家みたいでとっても可愛い!
店内は外観の雰囲気と違って、イギリスアンティーク風の落ち着いた空間です。
入口周辺に、紅茶の茶葉やシフォンケーキが並んでいてワクワク♪
インテリアの一つ一つに趣があり、店主さんのこだわりが感じられます。
その空間を楽しんでいらっしゃる、仲の良さそうな常連のご夫婦が印象的でした。
午後の光がゆっくりと差し込み、天井には素敵なレース模様の影が映し出されていました。
店内には、デンマークのロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)の皿などが飾ってあったり、ティーカップはそれぞれに違う絵柄の物を持ってきてくださいます。
銀食器なども使われているせいか、少し優雅な気分を味わえます(^u^)
最近、イギリスに行きたい病が、むくむく起こりつつあります。
若い頃・・ファッションの勉強で行った時とは違う目線での、新しい発見があるのだろうな~と妄想中(笑)
話は戻りますが、何故「銀食器を使っていた」のか?知っていらっしゃる方も多いかと思いますが・・
昔、ヨーロッパのとある所に王様がいたのですが、王は常に悪人に首を狙われていました。
しかし厳重な警備態勢、そこで悪人は王の食事に毒を盛って殺害する事を思いつき、様々な方法で城に毒を持ち込みました。
実際に毒味をする使用人もいたのですが、もっと分かりやすい方法・・それは、王族の食事用の食器全てを「銀製品」にすれば、毒素に反応して変色するだろう!という事から始まりました。
それまで使われていた鉄素材のように錆びる事もないけれど、磨けば美しく輝く銀は手入れも面倒で大変高価でした。
それゆえ、身分の高い者しか使えないという“ステイタス”にもなっていったのです。
(※前回に引き続き、昨年夏の写真で申し訳ないです(^_^;))
今の時期は、紅茶も美味しい季節。
敷島公園での散策後、静かなティータイムも楽しみですね♪