本日は「1月の誕生石」として有名なガーネットのお話になります。
ガーネットは多種多様の鉱物を含んでいる為、赤~オレンジ・黄色・緑色など、沢山の色彩バリエーションがあります。
唯一無いのは、ブルー系ぐらいかな?
分類すると大きく7つの種類に分けることができますが、現在日本では、5つに分類されているのが一般的です。
①【デマントイドガーネット】⇒
ガーネット中で最高の評価を受けているのが、デマントイドガーネットです。
カットによっては「緑色のダイヤモンドのようだ!」と賞賛されるグリーンのガーネットで、1860年代からロシアのウラル山脈で採掘されました。
市場にほとんど出回らなかった為、希少価値が高い種類になります。
2002年に新たに鉱脈が発見されてからは、日本でも人気が高くなりました。
②のグリーンガーネット(ツァボライト)よりも黄色みが強いガーネットです。
②【グリーンガーネット(ツァボライト)】⇒
こちらはエメラルドと同様、バナジウムとクロムという元素が含まれている為に、美しい緑色に発色しています。
透明度が高く、美しいグリーンを示すものは希少価値が高く、宝石としても高い評価を受けています。
また、ケニアの【ツァボ国立公園一帯】で産出されたグリーンガーネットは、ティファニーによって「ツァボライト」と命名され、世界中に発信され評価を受けました。
③【スペッサータイトガーネット】⇒
赤系のガーネットですが、産地の地質成分によって微妙な違いが生まれ、幅広いカラーバリエーションが見られる種類です。
中でもオレンジ色が鮮やかなものは、「マンダリンガーネット」として、人気が高くなっています。
④【ロードライトガーネット】⇒
やや紫がかった美しい赤色のガーネット。
数あるガーネットの中でも、一般的に最も人気の高い種類です。
⑤【アルマンダイトガーネット】⇒
濃い赤みのあるガーネット。
価格は比較的安価で、かつて日本のガーネット市場のほとんどを占めていました。
こちらは、お客様のオーダー作品です。
「赤のガーネットを使った、シンプルなネックレスをお願いします!」とのご依頼でした。
カット・色調・大きさの違う様々なガーネットを、何度かパターンを組み替えて仕上げました。
ご希望の長さは47cm+アジャスター。
アジャスターにもガーネットを取り付けました☆
お届け後、お電話にてご連絡下さり、気に入って下さったそうで安心しました。
この度は、オーダーのご依頼有難うございました!